とりあえず、以下に今回の設定関連の内容をメモしておく。
前回でも書いておいたけど、ソースはココ「Pure-FTPd」の公式サイトから取得してきた
(http://www.pureftpd.org/project/pure-ftpd)ここのDownloadの先から拝借。
この先のリンクのどちらから入って「/pub/pure-ftpd/releases/」のところにある新しいのをダウンロードした。
解凍後まず、そのフォルダーへ移り初期の作業として
コンパイルオプション関連をこんな感じで設定してみた。
~$ ./configure --with-pam --with-puredb --without-sendfile --with-boring --with-cookie --without-longoptions --with-privsep --with-ftpwho --with-peruserlimits --with-throttling --with-virtualchroot --with-virtualhosts --with-diraliases
今回特に必要とした部分は
--with-virtualchroot
この部分のオプション、コレでシンボリックリンクなどの挙動を「chrroot」している状態でも可能にします。
また、今回は念のため
--with-diraliases
の、コマンドも有効にしておいた。
基本的なオプション関連はこのあたりのサイトを参考にしてみた。
(http://web.archive.org/web/20041013153855/http://homepage.mac.com/proc/pureftpd/pureftpd-option.html#with-altlog)
~$ make
ここまでで特に問題がなければインストールを実行してみる。
~$ sudo make install
つづいて、可動に備えてコンフィグの設定を行なっておく
「pure-ftpd.conf」を自分の実行させる環境に合わせて編集
############################################################
# #
# Configuration file for pure-ftpd wrappers #
# #
############################################################
# If you want to run Pure-FTPd with this configuration
# instead of command-line options, please run the
# following command :
#
# /usr/local/sbin/pure-config.pl /usr/local/etc/pure-ftpd.conf
#
# Please don't forget to have a look at documentation at
# http://www.pureftpd.org/documentation.shtml for a complete list of
# options.
ChrootEveryone yes
TrustedGID 100
BrokenClientsCompatibility yes
MaxClientsNumber 10
Daemonize no
MaxClientsPerIP 3
VerboseLog no
DisplayDotFiles no
AnonymousOnly no
NoAnonymous yes
SyslogFacility ftp
DontResolve no
MaxIdleTime 15
PureDB /etc/pureftpd.pdb
PAMAuthentication yes
LimitRecursion 10000 8
AnonymousCanCreateDirs no
MaxLoad 4
# この部分は外部に公開とかやらない場合には特に必要は無い
PassivePortRange 90000 99999
ForcePassiveIP xxx.xxx.xxx.xxx
#
AntiWarez yes
Umask 133:022
MinUID 100
AllowUserFXP no
AllowAnonymousFXP no
ProhibitDotFilesWrite no
ProhibitDotFilesRead no
AutoRename no
AnonymousCantUpload no
MaxDiskUsage 99
CustomerProof yes
TLS 1
IPV4Only yes
これで、編集の終わったファイルをしょていの位置へこんな感じでコピーしてあげる
~$sudo cp ./pure-ftpd.conf /etc/pure-ftpd.conf
ここまでで一応の準備は出来た感じだと思うのであとは稼働させてみるだけになります。
とりあえず、TESTをするだけなのでコマンドラインから
~$sudo /usr/local/sbin/pure-ftpd -l puredb:/etc/pureftpd.pdb &
とやって起動してみる。
ちなみに、今回ウチでやった場合には、パスワードの認証部分でなぜか、
-l コマンドでデータベースファイルの位置をしてしてあげないとうまく認証してもらえなかったのでこの形でやってみてます。
この形で特にエラーとかがログファイルとかにでていなければ、この位置のアドレスへ接続してみることになります。
そのためにユーザーを設定するわけですがソレには以下のような感じで。
~$sudo pure-pw useradd ユーザーの名前 -u UID -g GID -d ユーザーフォルダーの位置 -m
こんな感じで、「pure-pw」コマンドを使用して登録します。
ここで、今回は、UID「ユーザーID」の部分とGID「グループID」の部分は予めMacの方でftp用にユーザーとして登録して置いたものを使用しました。
ユーザーIDは「ftpuser」
グループIDは「ftpusers」
として登録したものをそれぞれ設定してあります。この辺りは各自の環境に合わせておけば良いとおもわれます。
とりあえず、「-m」のコマンドをつけて登録作業は行なっているのでデータベースの更新も同時にはされているはずなのですが心配な場合には最後に
~$sudo pure-pw mkdbとして、データベースのみの更新を行なっておくのもあり。
ちなみに、登録されているユーザの確認は
~$sudo pure-pw list
これで、ひと通りの準備は完了というところかな。
次は、コレを自動起動するようにしなければ…
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