2009年4月25日土曜日

Android 1.5 Early Look SDK

ひとまず、SDK1.5の環境の準備。
基本的には ここ「Android developers blog」にある物を取得しておく。
各プラットフォームに合わせたSDK一式。と、Eclipse上で開発する場合はSDKプラグイン、となる。
私の場合は、Linux上で作業を行うので

android-sdk-linux_x86-1.5_pre.zip
ADT-0.9_pre.zip

Eclipseのバージョンなのだが、3.3と3.4がサポート対象になってはいるが、3.4を使っていいくほうが安全に進められるような感じがした。
この場合、直接3.4のパッケージを持ってきてインストールしておく方が簡単かもしれない、各デストリにあるバージョンでは古い(3.2や3.3)可能性が高いから。この辺は、個人の趣味の範囲だな…

環境の構築も基本は「Developer Blog」の指示に従って進めていけば良い。

ひとまず、SDKを適当な場所へ解凍してPATHを通しておく。
私の場合はUbuntu上に作ったので「.profile」に
if [ -d "$HOME/android-sdk" ] ; then
  PATH="$HOME/android-sdk/tools:$PATH"
fi
を追加しておいた。

次に、Eclipse側のプラグインの設定をすませておく。
もし、以前の1.0や1.1のSDKの環境で作業していた場合はひとまず、その時に使っていたADTは一旦アンインストールしておく。
その上で、さっきダウンロードしておいたADT-0.9をインストールすることになる。

Eclipseのメニューから Help > Software Updates. を選んでその中の Available SoftwareAdd Site. を選び
Archive でファイルを選択してプラグインをインストール。
で、メニューから Window > Preferences を選び、「Android」項目の設定を行っておく。

ここからがSDK1.5になったからこその作業。エミュレータの設定を行う必要がある。
このバージョンから、コマンドラインツールに「Android」と言うのが追加されている。
このコマンドで、エミュレータ環境などの設定をおこなうことができるよう。
$ android list targets
このコマンドで、作成できるターゲットの一覧が見れます。
Available Android targets:
[1] Android 1.1
API level: 2
Skins: QVGA-P, QVGA-L, HVGA-L, HVGA (default), HVGA-P
[2] Android 1.5
API level: 3
Skins: QVGA-P, QVGA-L, HVGA-L, HVGA (default), HVGA-P
[3] Add-on: Google APIs
Vendor: Google Inc.
Description: Android + Google APIs
Based on Android 1.5 (API level 3)
Libraries:
* com.google.android.maps (maps.jar)
API for Google Maps
Skins: QVGA-P, HVGA (default), HVGA-L, QVGA-L, HVGA-P
こんな感じで出てくると思う。

で、このリスとの中から作成したいターゲットを選び
$ android create avd --name my_avd_name --target 2
my_avd_nameは、この設定を呼ぶ場合の名前を決めておくので、適時自分で分かるな前を設定しておく。
で、--targetのところの番号は、リストで出てきた環境の番号を指定している。
この設定の場合だと、「my_avd_nameと言う名前で、バージョン1.5の設定」と言うことになる。
$ emulator @my_avd_name
で、コマンドラインから呼び出せば、目的のバージョンのエミュレータの状態で立ち上がる。
また、このクリエイトの段階でエミュレータの各種オプションも一緒に設定して作成しておける。

これで、ひとまずは作業ができる状態にはなったと思われる。

0 件のコメント:

コメントを投稿